-
01調査依頼
アスベストは吹き付け材を含め、建築建材をはじめ設備機器・外壁塗装材などの広範囲に使用されています。建物のどこにアスベスト含有建材が使用されているか把握されていないことが圧倒的に多いのが現状です。そのため、膨大に残存しているアスベストは、調査、分析、除去、廃棄の過程で飛散する可能性がおおいに残ります。事前調査を間違えれば即飛散事故となるアスベストの適切な処理には、最初に建物の正確な調査がなによりも重要になります。
-
02現地調査&診断
設計図書の精査(1次スクリーニング)や、現場での目視調査(2次スクリーニング)を実施し、アスベスト含有の可能性がある箇所を調査します。必ず現地で試料採取を行い、 JISA1481:2014「建材製品中のアスベスト含有率測定方法」に基づき分析を行います。
調査と分析結果をもとに、工法の選定や除去工事レベルの診断を行います。 -
03官公署その他へ必要書類の提出
工事計画届、作業届、工事計画届などの必要書類を、関係法令等に従い、速やかに官公署その他へ届出します。
-
04アスベスト処理工事
調査・診断結果に応じて、①除去工法、②封じ込め工法、③囲い込み工法の3つの処理方法から選定します。
近隣説明会
飛散性アスベストの可能性がある除去工事を行う際には、安全に除去を行うために周辺住民とのリスクコミュニケーションをとるためにも、十分な説明会を行っております。
-
05事後処理
- 清掃、撤去
- アスベストを残さないよう細心の注意を払い、施工空間内の清掃、各利用シート等の撤去を行います。
- アスベストの処理
- 中間処理・最終処分場まで 一括して最適なシステムで適切な工事を行っております。